世界中の人々から愛されているミッフィー、日本でも至る所で見かけるほど親しまれています。
ほのぼのとした作品の多いなか「死」をテーマにしたのは意外でした。
この本は おばあちゃんが亡くなって、深い悲しみから立ち直るまでのミッフィーを わずか12場面で描いています。
悲しみの気持ちを 流す一粒の涙で深く静かに伝えた 感動的な作品。
大好きだったおばあちゃんを失って悲しみ、お墓にお花を
持っていき おばあちゃんとお話をするミッフィーは まるで自分のことのようでした。
タイトルを見て 私が絶対欲しくて買いましたが、まだ幼い子供には「死」を理解できないかもしれません。でも
ミッフィーのあたたかい世界の中で 思いやりの心が育ってくれれば と思います。