娘と題名を見ていいました。
「ジョンて、犬の名前ちゃうん。ねこのって・・」
と言いながら表紙絵を見たら・・犬。
ムムムこれは・・。
読んでみると、みにくいアヒルの子の犬猫バージョンと言うか・・。
メッセージとしては
「あなたはあなたのままでいいんだよー」という
自己肯定感にうったえるお話でした。
とてもいいお話です。
文章を読むと、ジョンという犬風の名前ではあるけれど
本当に犬であるかは謎と読めるのだけれど
絵本は絵があるわけで、
最初から「犬だよね」とネタバレしながらお話が進むので
ネコらしくないと言われ「ぼくは猫だよ」と言いながら打ちひしがれる犬のジョンが
なんとも痛々しく感じました。
心優しく寄り添う猫のリズがいてくれるのが救いです。
実際も、寄り添ってくれる誰かがいてくれるかどうかで
乗り越えられるかどうかが決まると思います。