第四弾で、もうおしまい、のようなエンディングでしたが、、、、なんと20年以上して、第五弾が出ました。作者もきっとやめるつもりで気が変わったのでしょう。第四弾でアリエッティが結婚するに違いない、と結んだのですが、第五弾では何と、オーバーマントル一族のピーグリーンという王子様っぽい少年が登場。アリエッティの奪い合いになるのかも、と今後が気になって仕方ないです。第四弾でアリエッティたちを動物園の見世物にしようとした夫婦がしつこく、アリエッティたちを探したり、ヘンドリアリおじさんの家族を見つけてしまったり、、、とても大変ですが、最後はマルク収まってよかったです。作者はもう80歳とのことでしたが、続編がいつかまた出たらいいなと思います。大人にもおすすめ!!
ちなみに、アリエッティたちは人間からものを盗むのではなく借りる、と主張しているのですが、けして返すわけではなく、私は「盗む」だと思ったのですが、この第五弾でアリエッティが説明します。「人間は、
私達のために存在するのだから、私達が借りても何の問題もない」というような内容なのですが、まるで人間が他の生き物に対して思うようなことを言うので、興味深かったです。