先日、おおかみの出て来る話を読んでから、「おおかみがくるよ〜」が私の口癖になりました。
お母さんが、悪い事をするとおおかみが来るようにと電話をします。みんなの家でもそうです。「どうしておおかみってこわいんだろう?」と不思議に思っていると・・・。
お母さんが留守の時、受話器からおおかみの子供が出てきて、仲良くなります。
そして、その子に本当におおかみが来るのかと聞くと、おおかみのお母さんは人間から電話がたくさんかかってきて、忙しくて君の家に行く暇がないと教えてくれます。
安心した男の子は、おおかみの子と、また遊びたくなるお話です。
親のおどし文句を、観点を変えてとらえた、面白い作品だと思います。