保育園の貸し出し絵本コーナーで、この本に初めて出会いました。鮮やかな色彩が目を惹き手にしたのですが、ページをめくるたび、ストーリーの楽しさに魅力を感じ、借りて帰りました。
ところどころ、シミと手あかで汚れ、多くの園児が読み継いで来た事が容易に推測できました。
早速当時3歳の長女と1歳の長男を膝に抱え、読み始めた所、子ども達はすぐに夢中・・・一緒にたまごを割り、牛乳を入れ、かき混ぜます。ところが、フライパンの上でホットケーキが出来ていくページが破れてなくなっているのです。親子でガッカリ・・・しかたなく次に読み進めてみたものの、例のフライパンのページが気になってしかたありません。「ここはどうなるの?」悲しそうな2人・・・
破れてしまった絵本を何度か読んだものの、子ども達の欲求不満は増すばかり・・・とうとう購入しました。
やっとホットケーキが出来上がった時、子ども達がどれほど喜んだかは、言うまでもありません。