こぐまちゃんシリーズはパッキリした色の感じや無表情な感じが苦手でなかなか手が出ませんでした。
ですが、「ほっとけーきがテーマみたいだし一冊くらい買ってみるかなあ」と何となく買ってみたところ、ほっとけーきに当時一歳の息子は大喜び!パッキリした色づかいもまだ小さかった息子には見やすかったみたいです。
読んでみて私も見事にはまってしまいました。
この絵本は言葉は短くシンプルなのに、とても優しくてなんだか童謡でも歌っているみたいな気分になりながら読み聞かせしています。
分量は出てないけれど、ちゃんと材料も出てきているし、もう少し大きくなったら、「このしろくまちゃんのほっとけーきがたべたい!!」って言われそうだなぁ。
ちなみに息子の一番のお気に入りのシーンは、やっぱりほっとけーきを焼いているあのページです。「しゅっ」を言いたいみたいです。
この本はほっとけーきが焼けていく過程を表現する擬音語が素晴らしいと思います。思わず読後にほっとけーきが食べたくなります。
ちなみに、しろくまちゃんのエプロン、お料理する時と食べる時と洗い物する時で色が違うんですね。毎回着替えてるのかな。