絵本ナビでのレビューを読み、図書館で予約して借りました。
うちでは前から「ハンバーグごっこ」をしていたので、それととてもよく似ていたのですが、子どもたちはこういう遊びが大好きですよね。
5歳の娘の第一声は「ピッツァってなに?」でした。
生地の空中飛ばしなど、本格的なピッツァの作り方を知らなかったので、とちゅう「ん?」という表情もありましたが、読み終えた後「おもしろかった〜!」と一言。
そんなに素直に「おもしろい」と言われると、何だか嬉しくなってしまいます。
ピートという男の子をピッツァに見立て、ひっぱったりのばしたり、するのですが、
トマトの輪切りを ちりばめました
(ほんとうはボードゲームのコマなんだけどネ)
などとカッコ書きで書かれています。
その「ほんとうは・・・」というところを、声をひそめて内緒話のように読んであげると、うんうんとうなずきながら笑って聞いていました。
それでは ピッツァをきることにしよう
ところが いきなり ピッツァがにげだしました
というところで大笑い。
2歳の娘の方は、単純にピッツァごっこが楽しかったようですし、5歳の方はピッツァぼうやとおとうさんとのユニークなかけあいをわかって楽しんでいたようです。
小さな子には、多少説明を加えたり、わかりやすい言葉にしながら読むことになるかもしれませんが、とっても楽しめる絵本です。
きっとこの絵本を読んだあと、たくさんの家庭で「ピッツァぼうやごっこ」がされているんでしょうね。