「フリズル先生のマジック・スクールバス」シリーズの1冊です。
なんとスクールバスは信じられない変形をします。
なんと、熱気球になっちゃうんです!(しかも、ちゃんと《熱気球》についての解説付きです。
台風に巻き込まれてからはヘリコプターに変身して、もう少し安全にみんなの空の冒険をサポートしてくれています。
物語は、熱気球のしくみや必要な気圧の話から、雲のこと、天気のことへと、冒険をしながら進んでいきます。
アーノルド(生徒の一人)は、いつも先生の大胆な行動にヘキヘキしているのが見え見えで、なにかと反論したり、(冒険には)行きたくない胸など伝えるのですが、フリズル先生はそんなことお構いなしに連れだすんですよ。
その漫才のようなやり取りも回が進む毎に、切味がよくなって面白いです。
小学校の4,5年生くらいから、中学生・高校生のお子さんたちにお薦めしたいです。
このシリーズを読むと理科という教科が楽しくなりそうです。