賛否両論わかれる本ですが、うちの息子は大好きです。
どうしても大人はストーリーを追いかけるので、「で、結局なにが言いたいの?」という結論や教訓を求めますよね。
でも子どもにとっては、目の前で起こっているキャベツくんとブタヤマさんのやりとりが単純に面白いんです。
おなかを空かせたブタヤマさんの目の前に、おいしそうなキャベツがあったら、食べたくなるのが自然。でも、食べられたくないキャベツくんは、自分を食べたらキャベツになると応戦。
キャベツになった動物が次々と空に浮かんで、その姿がまたヘンなので、子どもは大喜びというわけです。