キャベツくんが、友達のブタヤマさんに、「おまえをたべる!!」といわれて・・・
「ぼくをたべると、きゃべつになるよ」とするどい?きりかえし。
そこから、楽しい掛け合いが始まります。
へび、たぬき、ゴリラ、ゾウ…
色んな生き物が次々とキャベツに。
2,3回目からは展開がわかって、子どもも次の絵が予想できてしまうのに、それでも?それだから?ページをめくるたびにゲラゲラ笑ってしまいます。
私の好きなのは、
「のみはちいさいので、みえません」のくだり。こんなありえない世界の中にいながら、ふたりの会話がやたら常識的で笑えます。
最後の「ブタヤマさんのよだれが・・・」という一文も、
脱力感を増して大好きです。
長新太さんの世界の入り口の絵本ですね!!