母親になって初めて読んだ絵本です。
いもとさんのネコ達の絵がまず、可愛い!
あるお宅で生まれた3匹の子ネコが、それぞれ別のお宅にもらわれていってしまうことから物語は始まります。
突然いなくなった子供達を探しす、お母さんネコ。ここまでしか読んでいないと、一見悲しいお話なのですが、後半、お母さんネコは、子ネコ達から電話がかかってくる夢を見るんです。
子ネコ達はそれぞれ新しいご主人様に、大切にされていることを電話で教えてくれます。
最後のページのお母さんネコの顔は穏やかで、幸せそうな笑みに満ちています。
同じ母として、子供がいつか独立していく日を想像してしまいました。