4歳の子が気に入ってるルラルさんシリーズ。今回は自転車です。
ルラルさんがお気に入りの自転車をこいでると、動物たちが乗せてほしいといってきます。
ものすごく不安定な運転です。予想通り水に突入。
その後が、ルラルさんらしいです。大らかに笑って皆で水遊びを楽しみ、
失敗なんて気にしないのです。
ルラルさんは、ヒーローでもなんでもない普通のおじさんです。
一見堅物そうに見えるけれど、優しいおじさん。ルラルさんの人柄がこのお話の醍醐味なのだと思います。
「ルラルさんのにわ」では動物たちを追い返していたのに、
バイオリンではなかなか聞かせてあげなかったのに、
いつの間にか動物たちと打ち解けて仲良しになってますね。
ほのぼのとした世界が、子供もお気に入りのようです。