壁の手前で暮らすねずみたち。ティリーは壁の向こうが気になって、乗り越えようとしたり、穴をあけようとしたり、、、でも上手くいかない。でも、土を下にもぐることを思いついたティリーは、掘って向こうに行きます。いたのは同じようなネズミ達。その後ティリーの賢さが称えられる。
シンプルな話で、壁を越えたからどうっていうことはない。でも、人生において、みんなが無理だと思う何かに挑むことってすごく大切です。そういう生きる姿勢を学べる素敵な本だと思います。
レオニさんの「ニコラスどこにいってたの?」を読んだあとだったので、中に出ている挿絵の紙ふぶきを野いちごだと娘は勘違いしていました。