ふくろうが大好きな小学校1年の次男に借りてきたのですが、大正解の絵本でした。
物語は、ふくろうぼうやが、ママに「星の数」「空の高さ」「波の数」「海の深さ」を尋ねるのですが、ママは「数えてごらんなさい。」と答えを教えません。
ぼうやは、実際に星を数えたり、空高く飛んだりして何とか確かめようとします。
このやり取って、大変大事なことで、答えを求めるだけの教育では決して得られないものを、ぼうやは得ることになるのです。
ぼうやが、ママのことを「お空の高さと同じくらい、海の深さと同じくらい 大好き」と言うのですが、こんな言葉をかけられたら、抱きしめたくて仕方なくなりますよね。
親子の愛情を優しく教えてくれる絵本なのですが、数えきれない愛情を子供(親)に対して持っているのだと、実感させてくれると思います。
是非、読まれることをオススメします。