昔はどの公園にもあった気がする箱ブランコですが、最近あまり見かけませんね。公園の遊具もあれが危ない、これが危ないとうるさくなったからでしょうか。
この絵本はそんな小うるさい事など忘れてしまうような、ゆったりとしたお話しです。
パパと箱ブランコにのってお話しをしているうちに、しろくまくんが眠ってしまうだけのお話しなのですが、その時間の流れ方がとってもゆっくり、のんびりしているんです。
寝てしまったから連れて帰るのではなく、パパの抱っこでブランコに揺られながら眠るしろくまくんの姿がまた、ゆっくりとした時間を演出してくれる心休まる絵本です。