長さんの本をまだ何冊かしか知らないときにであった作品です。
ぞうさんのおしりがこんなことになるなんてと、長さんの発想にあっけにとられ、それと同時に、なんて楽しいいたずらなんだろう!と、長さんに賞賛の意を伝えたくなったり。今までにであったことのなかったタイプの絵本だったので、そのときのであいは強烈に覚えています。
いたずらがそれで終わらず、ごめんねに変わって、うれしさに変わって。長さんって、優しい人なんだなあって、思ってしまったんです。知らず知らずに、長さんを絵本のなかのおさるさんにたとえてしまってたんですね。
最後のぞうさんの姿に、じーんとします。友達が集まってきてくれる幸せを、いっしょにかみしめました。