小さいお子さんも楽しめる長先生の一冊です。
今の季節のようなほかほかと暖かい日のお話です。
ぞうさんがお昼寝をしていると、いたずらこざるがやって来て、ぞうさんの背中にのっかり、ぞうさんのお尻のほうにもう一つ目を描き耳も描いちゃって、尻尾が貧弱な鼻に見えるぞうさんのお顔ができました。
横から見た絵にクスリ。
後ろから見た絵で大爆笑。
でもでもぞうさんは、そんないたずらに気づいていません。
出会うほかの動物の仰天顔にも爆笑です。
みんな恐くて逃げ出してしまいます。
この後の、“ぞうは、どうしてかしら?とおもいました。そうして さみしくなってしまいました。”という文章がとっても上品で素敵です。
さてさて、ぞうさんはまたお友だちと楽しく過ごせるかどうかは、読んでのお楽しみということで、・・・。
いたずらこざるくんもなんか憎めないキャラで、なかなか味があって良いですねぇ〜。
注意:小さいお子さんと読む方は、大爆笑でお子さんを驚かせないでください。