森の中で 一番体が大きくて力持ちのオルソン。
みんなと仲良く遊びたいけど
うっかりお友達を怪我させてしまうこともしばしば…。
時々いるかも…こんな子。
幼稚園にも小学校にも。
本当は優しいから みんなが遠巻きになってしまっても
ただその状態を受け入れて 一人ぽっちて゛いる子。
誤解を解くのは 年齢が上がるほど難しくなるのでしょうが
やっばり 一番の近道は
ひねくれたり 拗ねたりしないで
素直な気持ちで
毎日をマイペースで過ごすことなのかもしれないな…と
オルソンを見て思いました。
これは 案外簡単そうで難しいのでしょうが…。
お話のラスト…
「ねぇ、ちょっとまってよ、オルソン」と聞こえた小さい声…。
オルソンの誤解が解けた瞬間なのでしょうか…。
そんな余韻を残す絵本でした。