昨年の夏に東京の実家に帰ったとき、主人と息子は交通博物館に行ってきました。そこに、やえもんがあったそうです。
そうとは知らず、電車好きの息子にこの絵本を選びました。
そして最初に読み聞かせをしてくれたのが、主人でした。
「懐かしいなー。これお父さんも昔読んだぞ。あっ、これさ交通博物館にあった、『弁慶』って言うやつだね。一緒に見たやつだね」
って息子と嬉しそうに、絵の隅々までお話しながら楽しく読んでいました。
次の日は私が読み聞かせしました。
絵がカラーと白黒の交互になっており、色を想像しながら読みました。古いお話ですが、息子にはあまり関係なかったようです。
やえもんは、役立たずになってしまい、くずてつにされそうになりますが、交通博物館の人に助けられ、展示されるようになります。古いものを大切に生き残らせてくれる心って大切だなーってしみじみ思いました。