書店で見かけ立ち読みするには時間かかるので図書館で予約しました。待ちに待って3ヶ月。幼年童話ですが年長の娘でも黙読できました。
これは大人でも温かい気持ちになるおはなしです。
きつねが休園日に観覧車に乗せて欲しいとわがままをいいます。
一回限りの約束が次の休園日には妹を連れてきて、
そして次はほかの動物たちが乗せてとやってきました。
警備員のおじさんは困っていました。
ここまで読むと動物主体のお話でしたが、ここからが面白いです。
遊園地の警備員のおじさんが来なくなった動物たちのことを
恋しく想いはじめ、ついには尋ねていきます。
動物たちの住む山がとても遠かったので
動物たちの遊園地にくる道中の気持ちを垣間見ます。
やさしい警備員のおじさんの心温まるお話です。