木版画が、勢いとかも感じられてとても素敵です。インドのお話です。インドの行者が”おおきいということ、ちいさいということ”について考えにふけっていると、カラスに捕まりそうなねずみを助け、今度は、猫に襲われそうになったねずみを、強そうなねこに変えました。ねこから、犬へ、犬から虎へと変えて危険から救ってくれた恩を忘れて行者を殺そうとまでした虎は、元の姿のねずみに変えられてしまいました。そこで最初の”おおきいということ、ちいさいということ”について、考えを深めたということですが、考えは様々だと思いました。