風邪をひいたおじいさんのために子ぐまのくまきちは村の薬屋へ。蓑を着て、藁帽子を被るとまるで人間の子供のよう。でも裸足で歩く雪の上には子ぐまの足跡。それを見た狩人は待ち伏せしますが・・・100ぴきのくまに狩人は逃げ出してしまいました。
おじいさん思いのくまきち。みんなに好かれてるおじいさん。おじいさんを好きな子供たち。思いやりの優しい心が伝わってくる、とてもあたたかいお話です。
動物との交流を大切にする心。それとは反対に動物を捕獲して利用しようとする心。どちらも人間の中に存在する心です。私たち人間はどちらの心を大切にするべきなのか。その答えは明確。子供の心にそうゆう心が芽生え、残り続けてくれたらと思いました。