93才になる伝じい 熊うち名人だったんですね
その 伝じいを慕う 孫のわたる
伝じいが入院したのでわたるは自転車にのって病院までいくのです
大好きな伝じいは いろいろ話してくれます
その話を聞いてわたるはいろいろな事を学んでいるのですね。
熊に助けられた話は 熊うち名人だからこそですね 長生きている中で自然の山をみるのは 心が休まったのでしょうね 大朝日岳の夕日に燃える山は私もともに魅せられました!
伝じいの代わりにわたるは山を見に行くのです
「長生きはするものだぞ わたる」
そして 自分の木のはなしをするのです 伝じいの話を聞いていると 私にも語ってくれているような 気持ちになるのです。
人は いつかは死んでいく けれども 自分の木をもっていると語れるのは 長生きした伝じいだからこその言葉なのですね
わたるはきっと 伝じいの言葉を胸に焼き付かせて 生きてくれると思います
自然に生かされた生き方を 孫に伝える こんな幸せなことはないのではないでしょうか!
松成さんの絵がやさしくて 優しい気持ちになりました!