県図書館の大型絵本コーナーで見つけました。やなせ作品は、あんぱんまんがあまりにもキャラクター化して、なんとなく遠ざかっていました。
でも「やさしいライオン」「チリンのすず」と、この作品はなんともじ〜んときます。共通しているのは、さまざまな“心”に気付く絵本だということです。大人からいちいち口で、言葉で説明することなく、絵本を通して、病気をしたお友達がいたら自分はどうしたらいいんだろう、友達にやさしくしてもらったら自分はどうすればいいんだろう・・・等、生きていくうえで必要でとても大切な社会性を学習しているようにも思うのです。押し付けがましくなく、さらっと、でも、表情はきちんと訴えていますよね。
あんぱんまんファンのお子さんには、是非!!