えみちゃんはお母さんに「おおきくなったら なにに なる?」と聞かれます。子どもが答える定番としては、お花屋さん、幼稚園の先生、お嫁さんなどでしょうが、えみちんの答えたものの中には「かいじゅう」という意外な答えがありました。
「おおきくなったら」と考えるのってとても楽しいですよね。読んでいて、子どものイメージするものは、大人が考えるよりも大きいものなのかもしれないと思いました。
かいじゅうのお腹が破裂したらお母さんが優しくばんそうこうを貼ってくれるという場面には、心がほんわかしました。お母さんに見守られていて、そばで助けてくれるから子どもは安心して大きくなっていかれるのだろうなと思います。