この本がすごく話題なので読んでみました。
「うんこ」というだけで笑ってうけていた幼児から少し成長した小学生になった今どんな反応を見せるだろうかとちょっと気になりました。
犬がうんちをしたところからはじまり、いろんな動物が来て「くっせー。」
と言います。(ここでは笑わない)
うんこが「くっそー。」などとだじゃれまじりのことばでくやしがります。(あまりうけない)
そして、最後ははたけの肥料になってめでたしめでたしという感じに終わります。
面白くないわけではないが、それほどうけないといった感じでした。
私としては、だじゃれ絵本なのか何なのか少々はっきりしなくなってしまっているところを残念に思いました。後半の肥料に持っていくなら、前半にもなんかもっとポイントがほしかった感じです。
「うんこ」にも奥深さがほしかったというところでしょうか?
ただ、低学年ならお話会で「うんこ」と言っただけでうけると思います。その場の雰囲気を明るくするにはもってこいの本だとは思いますので、絵もはっきりしているし大勢の人向けにはいいと思います。
ちなみに我が家で長い間愛されているうんこの関連本は「うんちしたのはだれよ?」「うんちっち」「みんなうんち」「がっこうでトイレにいってもいいですか」です。