5編の短編小説にお年寄りと子どもの交流が書かれています
この本の巻頭に「長い道のりを歩いてきたお年寄りは、人生のバトンを君たちに渡して去っていくのだ。生きる喜び、悲しみ、身に付けた知恵、そして、人への優しさに満ちた、バトンを」
と作者のメッセージがあります
5編をすべて読んだ上で、もう一度読み返してみると、心に染みいる暖かい言葉になりました
特に最後の「のんきなとうさん」は作者自身の事なのでしょうか・・・
時にはうっとうしいと、馬鹿にしたような態度をとってきた自分に、反省を促すとともに、こうでありたいと、目標ももてるかもしれません
どうぞ親子で読んでください