北風の子ヒュルルンが迷子になってしまって北に帰れなくなってしまったので、ハナの家で次の冬まで待つことになりました。やっぱり、夏の間は暑くて大変だと思いました。ヒュルルんの可愛いこと、ハナと過ごす一年が画かれています。いろんなハプニングが面白くて楽しめますが、アップルパイにつられて煙突の中に入ってしまって、煤で真っ黒になって、小さく萎んだヒュルルンが息絶え絶えになってしまった時には、ハナ同様に心配になりました。一晩冷蔵庫の前で心配して涙を流しているハナがとても健気だと思いました。元の姿に戻った時にはやっぱり嬉しかったです。本当に友情も芽生え北風として活躍するヒュルルンを見送るハナは、手放したくなかったと思うと切なくなります。北風として世界中に冬を運ぶ、大事な役目まあることを自覚している北風の子にエールを送りたいと思いました。