2008年、イギリスで発売後、たちまち30万部超の大ヒット作品という帯にひかれて読んでみました。
恐竜とパンツという子供の大好きな組合せですから、ヒットしたのも頷けるのですが、この組合せは、万国共通なのかも知れません。
お話は、恐竜時代の人間が、パンツを発明したことから始まります。
それを見つけたティラノサウルスが、
「そのパンツ、おれさまに よこせ!」
と吼えまくるのです。
何故パンツ?人間の履くパンツが恐竜が履ける訳がないというような疑問はこの際なし。
それから、恐竜同士でパンツの争奪戦が開始されるのですが、その姿は愉快としか言いようがありません。
恐竜が絶滅したのは、パンツが原因だったという奇想天外なストーリーも、絵本ならではのもの。
子供達が大爆笑するのは、間違いありまえん。
ベン・コートが描く絵は、色鮮やかで、パンツにもピッタリだと思います。
楽しさ満載の一冊として、オススメします。
2011年2月23日には、「うちゅうじんはパンツがだいすき」も発売されていて、こちらも読んでみたくなりました。