ラプンツェルは、ディズニーの宣伝でその名前を聞いたことがあったけれど、このストーリーは遠い昔、髪長姫として読んだものでした。ラプンツェルというのが植物の名前だというのも全然知らず、王女様が食べたがったラプンツェルってどんなもの?と思って、ネットで思わず検索してしまいました。なるほど、妊婦が食べるのによいとも書いてあり、思わず納得してしまいました。
ところで、このストーリーを再話したのは、内田也哉子さんなんですね。この名前を見た時、あれ? もしかしてモックンの奥さん?と思いました。シブガキ隊が全盛の頃が小・中学生だった私には、モックンが電撃結婚をした時のことをとても鮮明に覚えており、フランス語圏に留学していたというまだ若い内田さんがどんな人なんだろう?ととても興味深かったものでした。
その彼女の文。すごい淡々としていいですね。そして、水口さんが描かれる凛とした清潔感と美しさの漂う絵にとてもその文章が合っていて、すごく素敵な本だと思います。女の子だけではなく女性にもとてもおすすめな本です。