アジア・エスキモーの昔話です。
親のいないアルパナナは、おばあさんと二人暮らしです。
蓄えてあった大切な鯨の肉をねずみさんに食べられてしまいます。
母ねずみの言葉にびっくりします。
それは、読んでからのお楽しみにしてください!
約束通り、体を逞しくして早く走れるようにしてもらったアルパナナは
ねずみさんへの恩返しも忘れない立派な若者に成長します。
村一番の猟師に成長するアルパナナは、独り占めしないで村中の人たち
に獲物を分け与えます。村人たちへの恩返し、ねずみさんへの恩返しと
とても優しい若者に育ったアルパナナに感動しました。
食べ物を持ってこなかった時のおばあさんの対応にも感動しました。