長男が3歳のときに読み聞かせしました。
当時、息子はまだひとりでお留守番をしたことがなかったのですが、
挿絵のみほちゃんの不安そうな表情、新聞やさんの怖い目、などを
みながら、少し緊張感をもって聞いていました。
私は、読み聞かせしながら、昔自分が幼かった頃ひとりでドキドキしながらお留守番したときの時間が長く感じたことを思い出しました。
お留守番だけでなく、いろんなことに敏感で、多感だった子どもの頃の記憶は、成長とともに薄れていってしまいますが、こどもは毎日そういうドキドキの中で生活しているんだ、ということに気づかせてもらいました。
さて、長男は5歳でお留守番デビューをしました。
帰ってきた私には平気な顔をみせたけれど、実は、みほちゃんみたいに
ドキドキしていたのかもしれないなぁと思います。