谷川俊太郎が、詩ではなく真っ向から「死」というものについての思い、子どもたちにどのように伝えるか取り組んでいます。
小学6年の時に亡くなったおじいちゃんに対する思いと、その時を思い出して書かれたようです。
死って悲しいことなのだろうか。
死んだ人はどうなるのだろうか。
自分にとって死んだ人って何だろう。
タマシイって何だろう。
さまざまな疑問形を使いながら、谷川さんは語ります。
タマシイがエネルギーだというお話。これには自分も救われます。
人は誰もが一度は死ぬのです。
その現実を伝えるには子どもは幼いけれど、身の回りの誰かが亡くなった時、子どもたちはその不思議さに向かい合います。
私も子どもより先に寿命を終えるでしょう。
この絵本はお話ではないけれど、読んであげることができる絵本です。
そして、一緒に死と命の大切さを考えましょう。