幼稚園での親子お別れ会で、読み聞かせを頼まれ、
「成長を感じる本を」というリクエストで、選んだ本です。
対象は5歳児…今春入学を迎える子供たち、
そして、その保護者、担任の先生でした。
絵がちょっとかわいくないな…と思ったのですが、
「ぼく」の成長がお父さん目線の味わいのある文章で
描かれていて、前日に練習したときに、泣きそうになって、
「泣かんで読めるやろか…」と不安になりました(笑)
当日は「みんなはもう6歳になった?
そう、なった人もまだの人もいるね。この人は
今日が6歳の誕生日だそうです」
と前置きして始めました。
練習のおかげか、泣くこともなくきちんと読めたのですが
いつもと違って大人が聞いているので
ちょっと緊張して、いつもよりページをめくるのが
早かったかなぁ…と自分では思ってます。
大人には大好評で、何人か泣かせ(笑)
「いい本を知ってますね」と先生にも言っていただきました。
子どもたちは「あかちゃんだったぼく」がおしっこを
お父さんにひっかけるところと、「今のぼく」が
「おもらしもしないよ…あんまり」というセリフに
笑ってくれていました。
歩き出して、様々ないたずらをしている
「あかちゃんだったぼく」のページは
文章がなくて「歩き出したらこんなにいたずらしてるね、
みんなもした?」と聞いたら、
みんな一様に首を振っていたのがおかしかったです。
でも、あの文章のないページ、もうちょっと効果的に
使う方法を考えておけばよかった、とちょっと反省。
全体的には大成功!楽しかったです。