作はスペインで、絵はちばみなこさん。
ちばみなこさんは、ボローニャ国際絵本原画展に入選したことがきっかけで、ヨーロッパ各国からオーダーがあると紹介されていたので、この絵本もその1つかも知れません。
お話は、ワニの子コドリーロが、おやつを探しに行くと言うもの。
しまうま、ぞう、さるに噛み付いて怒られて、食べ物を貰うのですが、ワニが食べれたものではありません。
そもそもワニって、動物なら何でも食してしまうはずなので、話としてどうなのかと疑問に思ってしまいました。
話は平凡なものでしたが、ちばみなこさんの絵は、ペンキのような画風が珍しいし、一寸したひねりが効いているので、好感が持てました。
折角の絵が残念な作品でした。