くまのアーネストおじさんは、父親みたいにセレスティーヌを可愛がり
育てています。母親の役割も勿論しっかりやってます。セレスティーヌ
が大切にしていたペンギンのお人形のシメオンを失くしてしまった時に
も、寒い中を捜しまわってます。壊れてしまったシメオンを見つけて、
必死で同じものを捜すアーネストです。
同じものが見つからないと、お人形をいっぱい抱えて帰ります。
ちょっとそこが甘いと思いましたが、セレスティーヌに気に入ったもの
があるかもしれないとの期待からなったと思います。
きっと同じものがあってもシメオンではない気がします。アーネストの
深い愛情がセレスティーヌに伝わって、シメオン以上のものを手作りで
きてよかったです。自分の子として育てているアーネストの関わり方が
とても気になって、とても優しさが温かくて癒される絵本です。
他のくまのアーネストおじさんシリーズを読みたいと思います。