朝の慌しい時間の「ちょっとまって!」。
大人から見ればどうでもいいようなことのために、子どもは「やるべきこと」を後回しにします。
我が家でも毎朝繰り返されている光景です。
私はいつもカッとなってプリプリ怒ってしまいますが、この本のお父さんは何だか余裕があって素敵。見習いたいところです。
と思っていたら、最後は息子にやり返されるお父さんでした。
私も自分の用事を優先して、娘にはよく「ちょっと待って」と言っています。そんな私を思い出してか、娘はニヤニヤしながら読み終わりました。
親の立場からも、子どもの立場からも共感できる、楽しい絵本です。