2歳の息子に読んでやりました。
理由はわからないけど穴にはまってぬけない動物たちもおかしいですし、まくらのせんにんまではまってしまうのには笑ってしまいます。
読者が本を逆さまにひっくりかえしてたたいて皆を穴から出すというのがしかけです。息子もげらげら笑っていました。
でも私はどうしても好きになれませんでした。私の頭が固いのかもしれませんが、もともと本は読んでその内容を楽しみたいと思っているので、おもちゃのようにして遊ぶ絵本は概して好みではありません。だから、この絵本の、とんとん「たたく」というところがどうしても受け入れられませんでした。(私の感覚では、本をひっくり返すのはOKです。)
読者が本の内容に引き込まれるための「しかけ」はどこかに必要ですが、それは物理的なしかけでなく、文章の中にあってほしいです。