クマが大好きで、それも獰猛で危険なクマが
好きだなんて。その上、クマをつかまえたくて
うずうずしている ウサギのフリップ。
そんなウサギがいるの?と、思いつつ
フリップが買ってきた「クマのつかまえかた」の
本をフリップと一緒に読みます。
クマをつかまえに行くときの一番のお勧めが
ふとっている友達を一緒に連れていくことって。。
おかしいでしょう と、常識のある大人なら
わかるんですけど、フリップは何も疑問に思わず
友達のポポを誘います。
こうして、つかまえ方の本を読み進めながら
フリップとポポはだんだん、クマに近づいていきます。
絵本のページをめくるのと、「クマのつかまえかた」の
本のページをめくるのとタイミングが合うように
構成されていて、自分が絵本の中の本を読んでるような
気分です。
本の書き方が、とても、ブラックユーモアと言うのか
面白いです。その怖さをわからずに、一生懸命
本に書いてある通りにしながら、クマを探していく
フリップとしぶしぶついていくポポの二匹の様子も
おかしい。
徐々に緊張感が高まって、いよいよクマをつかまえようと
いう時、本を読んで二匹のウサギがどうしたと思います?
最後は、笑っちゃいました。