食いしん坊で、ちょっとワガママなセンシュちゃんのお話です。
バナナが大好きで、みんなの分のバナナまで食べたうえ、もっと食べたくてバナナ島へ出発するセンシュちゃん。
最初は好きなだけバナナが食べれて大満足ですが、そのうちホットケーキが食べたくなり、寂しくて、みんなのところへ帰ろうとしますが・・・
後半は島のオランウータンが登場します。
そして優しいウオットちゃんが迎えにきてくれて、ホットケーキを焼いてくれますが、そのホットケーキの美味しそうなこと!
工藤さんの絵本は、どれもホントに食べ物が美味しそうに描かれているので大好きです☆
ジャムやハチミツ、もちろん島のバナナも乗せていただきます♪
自分のことしか考えていなかったセンシュちゃんが、別れ際、みんなにプレゼントするものがないと、しょんぼりする場面。
そしてオランウータンは言います。「センシュチャン、トモダチ。マタキテネ」と・・・
絵本の最後には可愛らしいオランウータンの写真が載っています。
ダヤンの絵本でも見た、ボルネオ保全トラストのマーク。
同じ地球に住むトモダチに、この絵本を通して思いを馳せました。