読み聞かせの勉強会でこの本を知りました。
その時にこの本がいいと思ったところは次の点です。
・絵が美しく繊細に描かれているところ
・年齢を問わずに楽しめるところ
・季節を問わずに読み聞かせに使えるところ
みんなが良く知る桜。花も見たこともあるし、一年の移り変わりも知っている。でもそこをじっくり楽しむことってあまりないような気がします。
花が咲くとニュースになるけど葉が散ってもニュースにはなりません。
花が散るとサクランボができるよなぁ、そういえばこんな葉っぱだったっけ、冬の間は硬い芽がじっと寒さを耐えているんだよなぁ…。
そんな当たり前にみんなが知っているようなことは、実は忘れられがち。
春だけではなく、桜の一年を丁寧に紹介している本です。
桜の一年を知る科学絵本としても、桜の一年を一緒に旅してみる物語の絵本としても楽しめる素晴らしい本だと思います。
年度最後の読み聞かせに使いました。
この本の読み聞かせには一番いい季節だと思いました。
(1ページ目と同じ季節なので)
でも桜が咲かない時期でも、読み聞かせには対応できると思います。
「今の桜の木はこんなだよね。」という感じで、途中から読み始めても面白いかもしれません。
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読み聞かせに使った学年:1年生
子供の反応:★★★★☆
読み聞かせ所要時間:3〜4分