ゴリラがパン屋をやるのですが、みんなおじさんの外見が恐くて帰ってしまいます。そんな時、人形を使って売って見ると、うさぎの子供達が買いに来てくれます。そして、そこから新たなお客さんが増えて繁盛します。
作者は、外見などにとらわれない「心の目」を持った大人になってと願っています。
いつから、大人は忘れてしまったのでしょう。生まれや育ち・外見で判断してはいけないという事を・・・。
冷たい仕打ちを受けた人の痛みが理解出来なくなっています。
そう言う心の目を、無くさない事が、大人になってからも大切な事なんでしょうね。
そして絵本を通じて分かり易く伝えてあげることが、小さな子を持つ親にとって、今、大切な事かも知れませんね。