字の無い絵本の存在は知っていましたが、手にとって見るのは初めて。
舞台が沙漠だからか、原色のひきたった絵柄にまず惹かれてしまいます。(ワンポイントインテリアにもなりそうな色とサイズですな。)
で、何より、刺さりましたよ、男親のハートに!
ズバリ!この絵本、実は映画でよく見る父と子(息子)のココロのふれあいのお話ですよホント。ネタバレになるのでこれ以上は申しませんが、うまく父と子の接点を、サバンナの風にのって描いておらっしゃいます。自分のガキの頃、不器用なオヤジとの旅を思い出し、また、今の自分とこのガキ(息子)を思うと、不思議な感情が沸きあがってきます。多分、ママよりもパパウケするタイプの絵本です。
うちのボーズの反応はてえますと、「らいおん!」と父のひざの上で、毎朝の日課になってます。やっぱり色がきれいなのと、サバンナの色んな動物のシルエットが登場するのが、ヤツのキモにきているみたいです。
まあ君もとっととオヤジになって、この絵本と吾が子にせいぜいハートを打ち抜かれちまいな!
イカス絵本です。