美味しそうなお弁当がたくさん出てくる絵本です。
みんなお弁当は大好きです。
読む前に「お弁当、好きな人?」と聞くと
みんな手を上げてくれます。
北海道、沖縄、アメリカ、フランス、中国、そしてアフリカなどなど・・・
「どこどこの国のお弁当見たことある人ー?」と聞き手と対話しながら
ページをめくると、美味しそうなお弁当だったり、ありえないお弁当だったり・・・
「うわ〜〜〜!美味しそう〜!」とか「ぎゃーーーーーー!!!」
と終盤にかけて、とても盛り上がります。
この絵本は、面白いだけではなく
毎日のお弁当や、遠足、運動会のお弁当、おせち料理などで、一生懸命に家族のためにお弁当を作ってくれるお母さんに感謝したくなる。
そんな絵本です。
オハナシマン的「べべべんべんとう」の読み聞かせ
終了後に、持参したお弁当箱を取り出します。
「みんな、さっき、お弁当が美味しいって言ったよね?なんで美味しいかわかる人?」
みんな、好きなものが入ってるから、とか、しょうゆが入ってるから、とか言ってくれます。(それはそれで、なるほどーと言ってあげます。)いろんな意見が出ると思います。
「お弁当がなぜ美味しいのか、自分の弁当を食べた後にもう一度、中をよく見てみました!」と言いながら弁当箱を開ける。
弁当箱の中からハートが!!!
実は、弁当箱の中に「手作りのハート(色画用紙で作ったやつで可)」を入れておきます。(自分が作ったやつは、ビックリ箱のようにハートが飛び出します)
「お母さんがみんなに美味しく食べてもらおうとして愛情もいっぱい入っているからお弁当は美味しいんじゃないかな?とか思いました。お弁当箱を返す時に、美味しかったとかありがとう!と言いながら渡すと、もっと美味しいお弁当を作ってくれるかもしれないね。」
僕は、この絵本で、そんな話しをしています。
笑い声と共に、子ども達は、お弁当を作ってくれるお母さんや食べ物にきっと感謝してくれると思います。