自分がこどもの頃に繰り返し読んだ本を復刻版で手に入れました。小学生になった友人の息子さんに貸したら、気に入って何度も読んでくれたそうです。
「王さまは、クリームを、三じのおやつにめしあがることになっていました。」
めしあがる、ですよ。今あんまり聞かない言葉ですね。
そしてわたしが忘れられなかったページはむすめたちが「かんがえごとそするときのしあんぼうをかぶって、こっくりこっくりかんがえました。」というところ。この差し絵とフレーズがずっと頭に残っていました。
おはなしの楽しさはもちろん、日本語の美しさにも触れてもらいたいです。