新装版が出たのは2010年となっていますが、読んでいたらとても懐かしい気分になってきました。私はこの話絶対に昔読んでます!
気になって調べてみたら、
古い方は1978年に邦訳が出ているようです。
靴下を製造する過程や、ファッションが町に浸透する様子など、時代を感じさせる描写の部分もありますが、
小さな男の子が友達のすずめと仲良くしている光景や、家族のために一所懸命なところは大人になった今読んでも「いいな~」と思いました。
ピーター・リップマンの挿絵も可愛らしくて面白かったです。
残念ながら、表紙に描かれているたくさんのすずめは遠目に見るとどう見てもカラスっぽいのですけど、
そこがまた個性的な表現の魅力を感じて面白かったです。