だいちゃんがお兄ちゃんになる日のことを描いています。
最初は
「きょうはとくべつなひ あかちゃんがうまれるひ」
だったのに
最後には
「きょうはとくべつなひ だいちゃんがおにいちゃんになったひ」
と、視点が変わっていて、そこはなかなか面白いなと思いました。
そう。家族が増えた“特別な日”は、赤ちゃんにとってはもちろん、みんなにとって“特別な日”ですものね。
けれど全体的には・・・
弟妹が生まれる。お兄ちゃんお姉ちゃんになる。そんな上の子の複雑な心境を描いた絵本はたくさんありますが、そういう絵本たちの中では特別「いい!」といえる特色がない気がします。