文は英国の絵本作家サラ・ガーランド。
絵は、ポットくんシリーズで知られる真木文絵さんによるもの。
真木さんは、英国在住なのでこうした作品が誕生したのでしょう。
物語は、主人公のエディがママに
「ぼく じぶんの はたけを つくってもいい?」と聞くところから始まるのですが、そのママの答えが秀逸です。
「あら すてきね」
こうした環境下は、日本では中々無いのかも知れませんが、こうしたやりとりが親子間では大事。
野菜菜園を自宅の庭に作っていく様を描いているのですが、正に生きた教材があって、子供の心にしっかりと刻み込まれることでしょう。
野菜だけでなく、動植物の食物連鎖の関係も分かりやすく、科学の絵本としてもオススメできます。
読んだらやってみたいと言い出す子供も多いことだと思います。
ただ、パパ不在の家庭だったので、パパとしては一寸残念な気がしました。