あきびんこさんの作品は「したのどうぶつえん」で初めて知りました。
切り口がとっても斬新で面白かったので、他の作品も見てみたいと思って、図書館で予約したのですが、予約してからこの絵本が手元に来るまでに2カ月ほどかかりました。
人気絶頂なんですね〜。
この作品自体は言葉遊びで、文字通り言葉のかくれんぼなのですが、この絵本の作り方がすごかった!!
別の絵本「あいうえおん」でもそうでしたが、《布絵本》でした。
この《布》って、ところが(いい意味で)曲者で、頁のパーツすべてが布を使って製作されています。
そして、よく見ると1つのものを表すのに、形や布の材質キャラクターの動きや形にまで、こだわっていました。
小さなお子さんがいらっしゃるお宅でしたら、お子さんと楽しくページをめくれそうです。
ちなみに私が一番気に入ったページはキッチンの場面。
ざるはざるっぽいし、包丁やシンクはテカテカ感がよく出ているし、いかにもキッチンぽい材質が目につきました。