道路を直すローラーが主人公のお話。
外を歩いていて、なかなか出くわすことが少ない乗り物ですが、
とっても大事な仕事をしています。
ローラーくんの存在を、是非知ってほしいですね。
でこぼこ道を直すので、ゆっくりゆっくり走ります。
途中、大きなトラックや立派な自動車、小型の自動車が、
文句を言ったり馬鹿にしたりして追い越していきます。
ローラーくんは、もくもくと仕事をしています。
すると、途中でそれぞれの車がパンクして修理をしています。
ローラーくんは、「しっかりなおしておいでなさい」といって、
また、黙々と道を平らにしていきます。
道を直す前と後、ローラーくんの役割がやっとわかったみたいですね。
みんな、お礼を言って走り去っていくのです。
快適に暮らすことが出来るのは、誰かが先頭切って、
道を直している人がいるからです。
当たり前と思わずに、感謝して過ごすことも大事だなと思いました。
繰り返しの内容とリズムのある文章、絵も擬人化していません。
お話の内容を楽しめるのは、4歳くらいのお子さんから。